ドレスデン郊外あれこれ

お墓参り

プチッヒからセバスチャンとユリアーナ夫妻が、去年1月に逝去した北さんのお墓参りに来てくれた。外部の友達にはまだお墓を紹介していないので、彼らが最初の訪問客となる。


当時、仕事の現場に現れない北さんを捜し、私はセバスチャンにお願いして自宅を偵察に行ってもらった。そして彼は事務所前に車がそのまま停めてあるのを見つけて異常事態を警察に伝えたのだ。という経緯からすると、セバスチャンは、自宅で亡くなった北さんの発見者(警察を呼んでくれたという意味で)でもある。


あれから1年ちょっとで、いろいろなことが私や高木さんに起こった。友達サロンの閉鎖と私の失業(北さんの会社の社員だったもんで)、一筋縄にはいかない一連の問題が勃発し、心穏やかな日の方が少なかったような気がする。

それでも何とかなるもんで、ポジティブシンキングしている限り世の中捨てたもんじゃない・・・と思う出来事が次々とやってくる。


北さんの眠るUrnenhain墓地は本当に素晴らしいところ。植えた植物も徐々に育ってきているし、彼を知る皆様に是非来ていただきたいものだ。このホームページは高木さんがドレスデンに居る限り、残しておきたい。いつでもご案内することができるように・・・・


もう一度確認・・・

こないだの粘菌をもう一度観察しようとWaldparkに行ってきた。小雨の中をジョギングで片道6km。途中で諦めそうになりながら、根性で公園に辿りついた。

倒れた樹の幹はどこにあったっけ・・・森は縦横に小道が枝分かれしているので、かなり迷ってしまう。頼りない勘など当てにするのが間違っている!いつもこれで後悔するんだけれど・・・・

しかしここでも根性発揮で見つけ出した粘菌付きの幹。一昨日は10個以上あったのに、小さいのがわずか2個しか残って無い!!!だから毎回出会いを大切にしなくちゃいけないのよね。


今回戻ってきた目的は、粘菌を潰してみることだった。以前一度であった同種の粘菌は、潰すと灰色のプリンだった。そして今回の物は、外見は全く一緒なのにもかかわらず、写真みたいに生のレバーのように赤みがかっている。

それだけ分かっただけでも来て良かったわ・・・

こういう意味ないことに燃えられる私って本当に単細胞とあきれつつ


だから歩くのだっ!

一昨日、Uniklinikum(大学病院)に行く用事があった。私は数年前まで病院近くに住んでいたこともあり、大学に隣接するWaldpark(森林公園)を散歩がてらに歩いてみようと考えた。アポが12時半なので、ラウベガストからおよそ6kmを歩くとすると11時過ぎに出ればよい。


うちの辺りはエルベの河原沿いの草原道を歩く。水と草の匂いはそのまま心身を浄化してくれるようで、街中に出るときは必ず何駅か歩いてから市電に乗るようにしている。一昨日は急な寒さに見舞われたけれど、全行程を歩けば達成感も得られるし~

Waldpark(森林公園)には樹齢何百年の木々がある。菌類好きの私は、高齢の木々に共生するキノコに会えるかも、と内心期待していた。


そして公園を抜けきろうとする最後の行程で、粘菌(変形菌)を見つけた!これはLohblüteといって今回で二度目の出会いだ(一般には黄色いのは良く見かける)。潰すとミルクっぽくプリンのよう。。。自分で潰してみないと分からないだろうな。


カメラカメラ・・・写真を撮ろうと思ってバックパックを引っ掻き回したけど見つからない。ものすごい落胆で、明日またカメラ持参で来なければ!と思ったが

ことは重大、明日誰かに潰されているかもしれぬ・・・背に腹は変えられぬ。ということで泣く泣く携帯カメラで撮ることにした。


家に帰ってデジカメを捜したら、バックパックに入れた買い物袋の中に見つかった。ずっと持参していた・・・という私のバカ!!!


ビザの解釈

長らく待たされたElektrische Karte(Aufenthalttitel)が今日交付された。5度目の更改は12月に通知をもらってから4か月、今回はまだ早い方かも知れぬ。

ビザは個人を査定してあくまでも個人対象に交付する、と最初言われたが、大手企業の社員は給与と納税が保証されているので殆ど問題無い。私や高木さんは個人なのでビザ取得が毎回大変なのだ。


私は去年1月に会社の社長の急死、そのため自営業にならざるを得ない立場になった。

しかし発起人(日本人)がとっくに亡くなっているため、責任者が居ない会社を辞めることができなかった。去年の11月半ばまで、無人会社に縛られ、労働省の上の人が例外中の例外として失業者扱いを認めてくれたのだ。

個人が会社員から急に自営業になれない・・・なぜなら一旦年金と健康保険を切らねばならず、外人局が「健康保険を持たぬ者にはビザを交付しない」という方程式を当てはめる。健康保険はビザの基本条件という判断なのだ。そんなご無体な・・・・と怒りまくった去年1年。


失業保険をもらう身になり、それと同時にプログラミングの勉強を始めた。ビザ更改までジミーに無為の日々を送ってられなかったからだ。


そして今日やっと1年のビザがもらえたので、担当者に前から聞きたかった疑問を投げかけてみた。

「今年、プログラミングを始めたので、暫く勉強していいですか?来年のビザ更新のために、いくら収入があれば大丈夫なんでしょう」

担当者「どのくらいの期間?生活費は稼がないといけないでしょ」

私「1年くらい。生活は貯蓄でなんとでもなる。もし年金を申請したら、今年からもらうこともできるんですけど。」

担当者「そりゃ無理だ。失業保険や年金は自分で収めた分を還付してもらうだけ。Aufenthalttitelはここで働く人に交付するのだから。」

私「毎月充分生活できてもダメということは、稼いで国に税金を収めろということなんですね!」

担当者「そう、(無期限ビザ以外は)働く人しかビザをもらえない」

mmmm知ってる人しか知らない基準。ムカつくので単なる辻褄合わせに走りたくなる。

お別れにイタチの最後っ屁で「デュッセルに引っ越ししようかな・・・」というと、担当者は「来年また会えたらいいですね」だとっ!


どんでん返し、なるか!?

クジャクチョウなのかしら・・・枯葉のようにふらふら私の前に落ちてきた。思わず拾い上げてじっと観察してみる。この子はもう年なのかしら?本来鮮明な羽根の色が、かなりくたびれている。。。。4枚羽の下の方が開かず、目が2つだけの写真になってしまった、残念無念

その辺の生垣にとまらせたら、元気回復して飛んで行ったので一寸安心したところ。

今日は急に暖かくなって、その分エルベ河畔は散歩客やサイクリングで賑わうため、ジョギングには邪魔だっ!逆に向こうからするとジョギングしてる者が邪魔なんだろうから、お互い様か。


先週は友達LTDと店主高木さんの行く末に関連して右往左往、アドレナリンが随分放出した週だった。まだ十分検討が進んだわけではないが、高木さんが某会社に雇用される可能性が出てきたのだ。

外人局にまた事情変更の交渉に出頭せねばならず前途多難ではあるものの、今度は雇用者サイドの主導に委ねることができる。弁護士を介して事を進める・・・ということは、つまり高木さんはまな板の上の鯉で「なんとでもして・・・」で居ればいい。


こういうポジティブなどんでん返しは予期できなかった。結果が上手くいけば、次回に詳しく報告することにして・・・Toi,Toi,Toi !!!


狂気の笑い

早くもショウブが美しい花をつけ、そのまま通り過ぎるにはもったいないと写真を撮る。春に向かう自然の勢いに目を楽しませてもらい、他にも新しい発見は無いか?とキョロキョロ・・・お店の問題から解放されて心癒されるひと時だ。


友達サロンを閉じる決心がついたのは、3日前のことだった。

それまで外人局のビザ却下通告に対し如何様に申し立てするか、幾つもの選択肢の中で常に最悪のシナリオがよぎる日々が続いていた。店主高木さんと同居する私は、彼女の思いが手に取るように分かる。


会社から給与を支給される形を採り、生活費を賄えているので、そこだけ見れば高木さんの経済状態に文句を言われる筋合いはない。しかし、

店運営を実質1年半で「業績を上げねばならぬ」という、数値一本の査定基準から考えれば、外人局査定に基づく計算間違いは単なる誤差の問題になってしまう。つまり外人局は全資産が2年前より減少している状態を絶対値として見るわけだ。


そんなこんなを弁護士TON氏から指摘され、私たちは「そうなんだ!」と初めて知ることが多くあった。今頃分かってどうするねん?と思うけれどね。要するに、売上数値を2年目で黒にすることが至上命令と言えることは確かだ。


TON弁護士には外人局にも同伴してもらい、店じまいに必要な3ヵ月の猶予を獲得してもらうことができた。3月1日に強制帰国かどうかの心配は解消して、ようやく建設的な事業解体作業を計画できるようになった。今日など、またまたTON弁護士にお店解約6か月を大家さんに短縮してもらう交渉をお願い「おんぶにだっこ」の厚かましさだ。

高木さんも私も、TON弁護士さまさま・・・

3連荘(れんちゃん)でお付き合いしてもらったせいか、私など目を閉じればTON氏の顔が浮かんでくるよ。

余談だが;

私は自分たちの余りの無知さに、ポストプラッツのど真ん中で笑いの発作に襲われた。TON氏の事務所で、必死でこらえていた笑いの爆発を、ついに放出した感じだ。もう止まらない・・・・高木さんに私のハマってしまった笑いのツボを説明すると、彼女「私、5分後に分かるなんて・・」と言いつつ2人で大爆笑。そのままカフェにたどり着くまで横隔膜がヒクヒクし続けていた。


こんな深刻な話の中なのに狂気っ!!お腹の底からスッキリしたわ


ひとりぽっち

今日はジョギングついでに写真を撮ることに・・・

ピルニッツの対岸、フェリーの船着き場で雁たちと暫く憩いのひと時を持った。ハイイロガンたちが群れている中、一羽のNonnengans(カオジロガン)が混じっている。

このカオジロガン、先週くらいからハイイロガン集落に棲みついて、手前の子と2人仲良く行動を共にしている。他のが攻撃仕掛けたり、追っかけたりするので私は思わず「ダメッ!」と叫んだりして。

Wikiで調べたところカオジロガンは基本的に単独若しくはつがいで行動するするらしいのに、なぜハイイロガンと一緒に居るのか不思議だ。


私の後ろにはユリカモメが何百も群れていて、ギャァギャァうるさい。ズグロカモメも混じっている。ユリカモメは一羽一羽模様が微妙に異なるのがとても面白い。目じりの模様はまるで眉が場所を間違ったかのように「ヘの字」だったり、目じりにつながっていたり・・・


乳母車に子供を乗せて、家族連れが水鳥を見に来る。パンをあげようとする子供に、カモメが集団で襲いかかったりして・・見る者をヒヤヒヤさせてくれる。尤も子供は暴力的に戦いながらはしゃいでいるのだが。


ちょっと気持ちにゆとりが出てきた。また来ようっと!


重大事件発生

私のビザ申請が、今回初めて一発で許可された。これまで5年続けてビザ更改毎に5回~7回の追加要求で悩まされ続けてきたため、昨日の一発可決は青天の霹靂だった。

しかし無心に喜んではいられない。

実は友達サロンの高木さんのビザが外人局から却下され、2月26日までに申し立てしないと自動的にビザを切るという通告なのだ。

水曜日にその通告を受けて以来、私たちの精神状態はジェットコースター並みに大揺れ。さっそく滞在問題で困っている外人を救うAusländerbeauftragte Angelegenheiten(市長付きポジション)のバルテルト女史に連絡!!もう何度もお世話になっている方で、本当に親身に実際的解決策を練って下さる人。

バルテルト女史はさっそく「数ある弁護士でも、ベストの人を選ばねばダメ。避難民問題の専門家TON氏に連絡しなさい!」と、命令が下った。

そういうことで昨日はビザ却下にまつわる法的判断を仰ぐため、TON弁護士を訪ねた。そしてこれまでの経緯をかいつまんで話す;

高木さんお店は2年目の決算を迎えたところだが、1年目は洪水と街再建の工事で人通りがシャットアウトされた。活気ゼロの市内では潰れるお店も多く、Mちゃんのお店もスタート1年目収支は真っ赤。2年目は秋ごろからようやく上昇機運となり、3年目の今年に命を賭けるつもりだった。。。。私たちはここから要件を切り出した。

外人局の通達は「今後の生活保障が無いのでビザを更新しない」という内容で・・添付を見るとアセスメントの基準と内容が間違っていることが素人目でも分かる。

家賃と健康保険の数値が間違っており、積算によれば毎月▲638EURの赤字になるのだ。しかしこれを個人で申し立てても分が悪い。そこで弁護士TON氏に相談に来ました~という感じで。


TON氏はビール腹(小腹だけど)、緑のポロシャツにジーンズ、風邪を引いてるのか鼻水クシャクシャのオジサンだった。床に案件の山がずらりと並んでいる。大丈夫かぁ?と思ったわ。

でも話しをしてみると切れる人物だとすぐに分かる。ポイントをきっちり分けて、私たちの頭の整理を助けてくれる。家賃と健康保険の含み間違いは当然のこととして、労働局の使う生活査定基準を元に、外人局の査定と比較説明をしてくれたのだ。労働局の生活保障基準によれば、高木さんの月間赤字はなんと▲10EURに縮小する。つまり9万円の赤字査定が1300円になるという。

1300円で、会社潰せなどとご無体な~ということで、申し立ての強い根拠が入手できたわけだ。。。。TON氏はまず高木さんに代理権譲渡の承諾をサインさせ、その代理権をもって申し立ての文書を書くこと、更に外人局への出頭日(2月26日)の付き添いにも快諾して下さった。


ということで数日間続いた不眠の夜が解消し、昨夜は久しぶりに晴れやかな気分になった。もちろん今後の戦いが本番で、まだ海のものとも山のものとも判断しがたいけれどね。

ま、パンドラの箱を見つけただけで、これから鍵を捜さなくっちゃという段階ではあります・・ビザって大変なのよね・・・ドレスデンの外人局はやはり伏魔殿。

皆さんに経緯を報告した方が余計なご心配を掛けずに済むかもしれないし、もし最悪の結果になってもいずれお話しすることになるわけで。

申し訳ないことではありますが、一旦これまでの進捗をお知らせの巻~


きのこで染めた毛糸

キノコでこんなに美しい発色!


キノコ先生(ペーター)から写真が添付で50枚近く送られてきた。冬場はキノコが少ないので「なんだ?」と思って開いてみると、色とりどりの毛糸が並んでいる。どのキノコでどの色に染まるか、毛糸と絹織物で行った実験例を添付で送って下さったのだ。


私は知らなかったのだが、ペーター先生は数年に亘って大学研究室やラボに協力してキノコを提供しているということ。プロジェクトのテーマは「天然染料」で素材集めが彼の役目である。

ペーター先生は食中毒救急センターの顧問でもあり、毒キノコの化学成分を熟知している。染色専門家の研究材料となるキノコ(の化学成分)も自ずと見極められるのだろう。一芸に秀でる者は多芸に通ず!だよ。


しかしキノコほどお天気や環境に左右されるものは無く、短命な物も多いので染料としての安定供給は期待できない。同じ時期でも場所でも出るときは山ほど発生し、出ない時は全く見当たらないのがキノコ。プロジェクトが数年以上に亘るのは当然だと納得した。


今日は亡くなった北さんの命日。午後からお墓詣りに行って来ようっと


今年初めての収穫

今冬は気象台観測史上最も暖かい冬となり、季節外れのキノコの登場で喜んでいいやら不安なような~

夕べご近所さん(マンション)の前庭にできたヒラタケを取ってきた。随分育っているのを通りすがりに眺めながら「明日もまだあったら取ろう」と思う日々が4日続いた。昨夜の私、ついに取りたい衝動を抑えられず、闇にまぎれてゴソッと取って来た。内心、マンションの住人は可食だと知らないに違いないと勝手に決めこんで。

ドイツ語ではオースターピルツとか、オースターンザイトリングと言ってイースター時期に食卓に上る。ということで2か月も早い春の到来となった。

これをさっき下の大家さんに持って行った。大家のペーターとモニカは非常に喜んでくれて・・・とんでもないことに、庭で掘り出したという西洋ワサビ(メアレティッヒ)を逆にプレゼントされて、申し訳ない。

庭に西洋ワサビだよ!

ペーターによれば、何度も根っこを掘り出して「もう出てこないだろう」と安心していると、また出て来る。困ったもんだとぼやく。

私はそんな~もったいない!と有難くちょうだいしてしまう。

このプレゼントの応酬、私の負け!

ピルニッツの対岸で

ピルニッツの対岸、フェリーの船着き場で水鳥たちが賑やかだ。零下10度以上になる年はわざわざ餌やりオジサンが登場するが、今冬は積雪ゼロということで姿が見えない。

ドイツ人家族が残りもののトーストパンを鳥たちにお裾分けしている。パンをあげてるチビちゃんに雁が突撃したりして、傍の大人たちはハラハラもの。

 

写真のチビちゃん、こっちを見ながら私にパンを投げてくれる。山ほどカモメに囲まれる私・・・・ヒッチコックの「カラス」みたい

そう言えば、今日は白鳥にお目にかからなかったわね。多分シラープラッツの方に固まっているに違いない。

 

今年で4年目となるドレスデンの冬、エルベ河畔にたむろする水鳥たちを眺めていると様々な思いが巡る。例えば・・・

2年前に羽化したオシドリの一羽は、羽がなかなか成鳥になりきれず醜いあひるの子のオシドリ版だった。その子は、足が悪くて蟹股。ビッコして体を引きずりながら進んでいた。すぐに陸に上がって休憩して、私が傍に座っても逃げる様子もない。餌の奪い合いでも他の鳥に必ず負けるひ弱な幼鳥だった。


その様子を何か月か見守っているうちに、ビッコは治らないけれど、とても美しい成鳥に変化していった。一番嬉しかったのは、その子がメスのオシドリとペアで行動するようになったことだ。


あれからどうしたのかなぁ?そんな思いで暫く鳥たちを見ていた。

 

2015年 謹賀新年

2015年、明けましておめでとうございます!

今年は何か良い事あるかしら?

そんな無駄なこと考えるほど去年は災難な年だったわ。。。。と振り返る。それにしても大晦日の続きが元旦、つまり昨日の続きが今日なだけなのに、新たな気分に切り替わるのだから有難い。


学生時代を除いて「今年はXXするぞ!」などと思った記憶が無いのに、記念すべき年女となった今年は目標ができた。それは

Visual C♯を勉強する!

私にとってこの目標、望遠鏡が要るくらい非常に高い。ここに宣言しなくちゃ、密かに挫折していくだろう自分を知っている。。。。内心、来年1月まで続いていたら「奇跡だ」と今から決心が緩むのだけど。


今までいろんなことに手を付けたけど何にも続かなかったわ~キノコ探しはここ4年ほど続いているが、これに並行して石集めに狂った日々があったわね。その石集めの挫折はドレスデンの洪水が原因だった。河原が水面下に埋没した後、水が引いたらすべての石が泥を被って見分けがつかなくなった。こびりついた泥が雨で洗われるまで、何か月もの月日が流れて行ったという経緯。

挫折の原因って私の場合、本当に単純なので情けない。年の初めに自分の軟弱さをぼやくブログとなりました。

何はともあれ、Tomodachi Ltd.本年も 何卒宜しくお引き立てのほどお願い申し上げます~


とても大事なクリスマス

私の知ってるご家庭は、どこのおうちも生の樹でクリスマスツリーを飾る。モミやトウヒ、時々イチイの樹も使われている。写真はうちの大家さんが飾り付け中のNordmanntanne(アメリカモミ)だ。大家さんのモニカやペーターが12月に入るとザワザワしだすことで「あぁクリスマスだ」と気づく。


ここ1週間ほど街のそこここにクリスマス用の樹が売りに出ていた。子供も居ないのに生の樹を買って飾るなんて、ましてや車の無い私たちには全く無縁の世界だ。ローマ法王の祝辞を聞きながら、少しそれらしき気分に浸っている。


今年のクリスマスは、どうしても去年のクリスマスと比較してしまう。去年は友人でありドイツで一番お世話になった北さんが来てくれた。イブを過ごして25日は2人で近所を散歩したっけ・・・

あの時は今北さんが眠る墓地まで足を伸ばし「こんなお墓、面白いね」と写真を撮ったりして・・・それがまさか現実になり、彼のお墓を作るなんて・・・偶然にしてはできすぎ。


そろそろ北さんのお姉さまがやってくる。高木さんと3人でイブを過ごしましょうとお招きしたのだ。大晦日もご一緒する予定で、本当に本当に大変だった1年を3人で締めくくることになりそう。。。

皆健康で有難いね~でいいじゃない?北さんには申し訳ないけど、私たち元気でやってるよ!


頂き物の正体は?

コウヤマキの枝

ここ2か月、私は外人局の(第3セクターというのかしら?)Ausländerbeauftragteというところで大変お世話になった。この部署は市長直属で、例えば外人局でビザ申請で困った外人が救いを求めに行くところだ。ともだち店主の高木さんも店開店の際にお世話になり、今度は私のビザの超級の面倒を見て頂いた。


今回担当のバルテルトさんは、何度も時間を割いて下さっただけでなく、わざわざ労働局まで御足労下さるという、私にとっては感謝の言葉も無いくらいの恩人だ。

先日、そのバルテルトさんにお礼と報告かたがたお伺いした折り「クリスマスも近いので・・・」とジンジャーチョコレートに添えて写真の植物を頂いてしまった。私がプレゼントを持って行ったのに頂き物してしまい、何してるこっちゃ~


バルテルトさんは枝を新聞紙にくるんみ「南方の松の枝だと思うけど、ドイツには無いので持って帰って」とおっしゃる。私はどこかで見た事あるなぁと思いつつ、名前を思い出すことができずにいた。


家に戻っても、どうも松とは思えずに悶々とする。

そして遂に造園業を営む友人のグレゴーに「これなぁに?」と写真付きメールを送った。

するとグレゴーの返事は、Schirmtanne(Sciadopitys verticillata)コウヤマキだよ・・・ということだった。

それにしても自分が嫌になる。コウヤマキを思い出さんか?

ほんと、グレゴーさまさま、友達は大事にしなければとあらためて思った次第。

油断も隙も

毎週火曜日、自転車でお店に通う習慣が昨日で途切れた。冬場は4時頃に暗くなり、広い広いエルベ河畔を寒風が吹きぬけるからだ。あかん・・・30代なら根性で自転車通勤したに違いない・・・


ということで自転車をやめ、ラウベガストから途中1時間歩き、そこから市電に乗ることにした。歩くルートは風の少ない市中を選ぶ。天気は上々、木々が葉を殆ど落として晩秋の様相になっている。

昨日は歩道に銀杏が落ちているのに驚いた。見上げると、葉が散ってしまったイチョウに、銀杏だけが付いている。欧州では実が臭いため、オスの樹が主流で、メスの樹が殆ど無い。

だから昨日の出会いは嬉しいものだった。


シラープラッツが近づくころ、大きな住宅建造物の前庭にキノコを発見した。これがまた何十もの集団で生えていて、キノコフリークの私は袋など装備を持参していないことに愕然とする。こんな美味しそうなキノコ、逃してはならない!!

さっそく写真を撮って、買い物袋を犠牲にして収穫した。これで買い物袋は土だらけ・・・と内心不愉快に思いつつ。15個程度、食べきれるだけを採って大事に大事にお店まで持って行った。


PC、電源、マウスなどで重いし固いものがバックパックに入っているので、やわいキノコなんぞを採集してしまうと手荷物になる。私にとって最も避けたい状況だ。

収穫はオニナラタケだ。Gemeiner Hallimaschとドイツ名がついている。日本じゃお鍋にして食するらしい。大阪で育った私にはオニナラタケなど見たこともない。


こういうことがあるので、キノコ採集装備は常に持参すべき、と心した次第。銀杏のこともあるし、油断禁物!!!


お墓ついでに

このお墓は生後7日で亡くなった赤ちゃんのもの。思いつく限りの玩具が飾られていました・・・涙

このお墓は10歳の女の子のもの、愛情いっぱいの意匠が凝らされています。

お墓選び

今日は1月24日に亡くなった北さんのお墓を作るために、お姉さまと一緒に管理事務所を訪ねた。ウルネンハインという市民墓地は、うちから徒歩15分、市電で2駅の散歩してもいい距離にある。

ここはヨハネス墓地と隣り合わせになっており、ヨハネス。。。の方は、昔しエヴァンゲリッシュ教会が宗徒のために運営していた墓地だそう、でも今や宗徒に限らず市民にも提供している。

 

ウルネンハインはドイツ国内ベスト墓地の選抜で2013年に2位を獲得・・・そんな賞状が管理事務所にかかっていた。ヨハネス墓地の方は、それどころか1位になったこともあるらしい。

 

ベスト何位というだけあって、つまり景観も管理も素晴らしい。私はそんなこと気にもかけず、今までよく散歩に寄せてもらっていた。

 

北さんのお墓は、墓石の質・サイズや高さに制約のない、自由に創意工夫を凝らせる一画に決めた。そんな墓石の差別化があるだなんて今まで全く知らなかったわ・・・・

 

墓石の方はどうするか?

突然思いついたのは、家の向かいに住むザックさんのことだ。ザックさんはドレスデン工科大学の木工の先生で、もう引退されて随分になる。私は先週お向かいにお邪魔して木工で墓標を作ってもらえないかと相談してきたわけ。

10年、20年、、、それ以降は北さんを知ってる人も居なくなる。家族がドイツに居ないのだし、常時お参りするのは私くらいのものだ。私が気に入った記念碑であればいいじゃない?

 

ザックさんは、お墓用記念碑とか十字架を作製したことがあるという。寄贈した方に大変喜ばれ「私のも作って!」という生前注文もあるそうな。ラッキー!!!

 

ということで、墓地を決めた足でザックさん宅で記念碑の話しも決めてきた。500x400mmのブナかカシのムク板に凸彫刻で名と生誕・逝去の年号を入れてもらう。飾りに愛犬DYXの文字を含めてデザインを決定した。

お姉さまには相談しても無理なので(混乱するのがおち)。。。これでいいのだっ!と事後承諾。次回は出来上がりを写真で載せますからね~

 

 

 

 

 

お姉さま登場!

今年1月24日に亡くなった北さんのお姉さま83歳の登場。北さんは私の会社の社長というか、もともと麻雀、野球、サッカー観賞仲間でずっとやってきた縁。私を雇ってもらったのも実はドレスデンでのビザ申請の究極の手段だった・・・・

なんのかんの言いつつ、私の日本滞在10年を入れて20年以上も切れずにやってきた仲だ。

そういう縁の延長線上にお姉さまが迷い込んで来られたわけで、店主の高木さんも自然と巻き込まれることになる。

 

私と高木さんが全く対照的な性格とお互い認めているにも拘わらず、お姉さまが加わるとなぜか私と高木さんが同グループに入れざるを得ないほど、突出して異端児のお姉さま。

 

要するに趣味嗜好が違っても、私と高木さんは物事を見る目や価値観がある程度共通しているからなんだろうね。とにかくお姉さまは驚異の存在感なのだ。

これから2か月はお姉さまとの半同居生活が始まる。心の準備もあったもんじゃない・・・完全に気負けしてる私たち。

なんとか無事に帰国されるまで頑張るっきゃないわけで~

 

 

 

世界が変わる

マララの平和賞受賞で過去のスピーチを聞いてみた。小さな少女から出る言葉は、私の生き方にまで影響するほど、大きくたくましく重く響いてきた。なんという強靭な平和への思い。日々の安寧に慣れ、物事を損得や好き嫌いで判断してしまいがちな自分に喝っ!!

 

夜中CNN放送でマララをゲストにした座談会が放映されていた。何の気なしに聞いていたのに、そのうちのめり込んで画面を見ている自分に気づく。。。これは大変だ、ちゃんと最初から聞いとけばよかった。

というわけで、朝一でYoutubeのコンテンツから幾つかスピーチを聞くことにした。

マララが去年15歳の時に国連で行ったスピーチは、素晴らしい!の極みだ。魂の言葉は強靭で、この女の子にあるべき道を示されたと感じ、不覚にも涙が止まらなくなった。

 

「一人の子供、一人の教師、一冊の本、一本のペンが世界を変える。」

 

http://youtu.be/QRh_30C8l6Y

 

余りにも若く小さく、そして余りにも強く、余りにも賢い。感動を一人でしまって置くのはもったいなくてURLを挙げておこう。

 

私の神木のこと

Fagus Sylvatica 西洋ブナ
Fagus Sylvatica 西洋ブナ

2014/0924

私はこの樹が大好きだ。夏場はしだれた枝が葉をいっぱいつけて、まるでスカートのように広がって行く。月に何度かフェリーに乗って対岸の山を登って会いに来る。樹の真ん中にバケツより大きい祠(空洞)があり、、、、昨日は40cm以上の長さに育った「ヌメリスギタケモドキ」を発見!!!!お化けだよ~こんなでかいの見た事ない・・・

 

祠は私が必死でよじ登ってやっと届く高さにあり、よっぽど関心ある人でないと覗かないだろう。だから誰にも気づかれずに思う存分育ったのね。食べられるのに、出会ったことに感激、余りに神々しい姿に食べるなんて思いが至らずちょっと悔しい。

 

今年の秋は嬉しい出会いがいっぱい。これって実生活がややこしいだけに神様が埋め合わせしてくれてるのかしら?そんな気遣いいらないから、ビザなんとかしてくれればいいのにさ~

 

たらい回し

ドレスデンでビザをもらうのは並大抵ではない。大手企業の社員は別として、学生や個人が3ヵ月以上の滞在を延長するには根性が要る。私の場合もTomodachi Ltd.の高木さんも尋常でない経験を重ねてきた。

 

私がドレスデンに来て1年目、会社員として労働ビザを申請したのは4年前のことだった。外人局に通うこと7回、足かけ5ヶ月かかって1年のビザをもらう。

昔デュッセルドルフに住んで居た頃は1度で済んだのだから、天国と地獄の差だ。最初はペコペコしてビザ発行を期待するけれど、しまいに怒りの鉄拳でバカヤロウーッと叫びそうになる。

 

今、狂いそうになっている私の問題は、ビザの会社員ステータスを自営業に切り替える案件。実は私の雇用主である社長が亡くなり、会社機能が喪失した。会計士が発起人から代理権を取り付け、臨時社長にと頑張ったが、発起人がとーっくの昔に亡くなっている。即ち、会計士が代理権を要請する相手不在で、法律要件を充足することができない状態となっている。

 

すると私は給料支払いも受けずに、ペーパー上だけの形骸化した会社に雇われたまんま。社会保険も払い込まれておらず、病気になったらどうするの?つまり国が強制的に会社を登記から抹消しない限り私は社員ステータスから解放されないのだ。

 

外人局に相談すると、弁護士に行けとの指示である。高いお金を払って弁護士に相談すると「外人局にビザを書き換えてもらえばいい」と言う。バカたれが・・・それができれば弁護士に相談しないだろ!

弁護士は「外人局がダメなら行政裁判所に行きなさい」というので、行政裁判所に相談を持ちかける。すると「弁護士に聞けば?」・・・バカたれが・・・・どうしようもないので、最後の手段と外人専門の「特設相談所」に行く。

外人専門の弁護士さんは私に「こんなケース、見たことも聞いたことも無い。おかしいと思いませんか?外人局には逆らわない方がいいので、労働裁判所に行ってみるように」だって。おかしいと思うから相談しに来たのであって・・・・

 

どこまで続くたらい回し、一体終着点はあるのだろうか???

この私のケース、多分ドイツで初めての案件だよね。これだけ省庁を回って誰も回答を出せないんだからギネスもんだっ!

 

 

かt

 

 

 

 

キノコの花盛り

キッコウアワタケとヤマドリタケ
キッコウアワタケとヤマドリタケ

02014/09/12

薄曇りのお天気の中、エルベ川をフェリーで渡って山歩き・・・たった2時間の山散歩で、これ以上収穫しても食べきれないほどにキノコがいっぱい発生していた。

径10cm以上のポルチーニ(ヤマドリタケ)が4つも見つかったけど、3本は虫食いが多くて断念。その分キッコウアワタケをたくさん採って袋がいっぱいになる。

 

夕べはそんな大量キノコと鳥肉でパェーリャ風リゾットを作った。1日経って店主の高木さんも私も命永らえているので毒キノコでは無かったことを喜んでいる。毎回確実に可食だと思っていても、万に一つの不安が残る。大事なことは;

今年収穫した周辺を良く覚えておくこと。そしたら来年から安心してられるんだけど、毎度違った場所で見つかるんだからキノコ・マップを作らなきゃね・・・・

 

そして全く話は変わるけど、今朝一番で、行政裁判所に行ってきた。

案件は私の以前所属していた会社のことで、極めてややこしい事態が半年続いている。外人局がらみなので、外人局に問い合わせると弁護士に行くよう指示された。弁護士に90分も相談したが、結局埒があかずに行政裁判所に相談するよう言われる。そして行政裁判所では登記簿役場から登記書類を入手するよう指示される。その書類を以て初めて審理が受理されるので、まだ受け付けてももらえない。

 

元の会社の所在地がライプチッヒ、なので所管はライプチッヒだ。帰宅してすぐライプチッヒ行政裁判所の登記簿課に連絡した。。。。するとさ、ライプチッヒの方はウィークデーを通して午前中しか受け付けないことが判明する。ということは、気を取り直して来週トライするっきゃないのだ。

 

こういう行ったり来たりで永遠に事が進まない。この半年、ずっとこうなので慣れてきたとはいうものの、毎回「あぁ・・・やっぱりね」の挫折感はぬぐえない。

秋たけなわ

2014/09/10

ドレスデンの自然は秋まっさかり!どんどん秋色に変化する野山は、数日目を離すとエライことになっている。写真はベニテングタケ。例年山ほど出て来る常連で、今年の秋初めて遭遇した一本。

ここ数日、いろんなキノコを晩御飯のメニューに載せた。同居人の高木さんは気づいたかしらね?とにかく2人共まだ生きているので可食のキノコだったことは確か・・・危ない生活してるわ~

そうそう、来たる10月15日から友人の姉(84歳のお姉さま)がドレスデンにいらっしゃる。2ヶ月ちょっと・・・長期滞在になるので便利で安いペンション/ホテルを捜しまわった。お姉さまと私の関係、お姉さまと高木さんとの関係は一言では説明しにくい。親友K氏が1月に他界し、その後処理に来られるのだが・・・お年もお年だし、ドイツ語も分からない。

我ら2人にとってお姉さまの到来は大事業の感がある。ずっと一緒に生活したら我らが倒れるし、だからといって放っておくわけには行かない。幾らご本人がしっかりしていても周りの方が老婆心で心配になる。

ということで、うちの近くにペンションを借りることにした。92平米、ベッドルーム2つ、タオルもシーツも全部ついて、ワイヤレスLANもあって1日22ユーロ。

しかも一人使用の値段なんだから驚愕の安さ・・・・

 

この発見はお姉さまのお蔭!お奨めペンションが見つかり、なんだか得した気分よ。もし今の住居から追い出されたら、そこにお邪魔してもいいじゃない?

ラウベガストはいいところ、また株が上がった感じです。

ギターの音色に魅せられて

エルベ川の対岸から
ピルニッツ城

2014/08/29

私はピルニッツ城の真正面をジョギング折り返し点に決めている。白樺の林の中でエルベ川とお城を望む場所にベンチが3つ並んでいる。そこで休憩するのが日課だ。私はベンチに座り、頭を下にしてハァハァ・・・・

 

昨日は先客が一人ベンチに座っていた。まだ霧雨が降っていたが彼はギターを取り出す。そして弾きだしたらマインゴット!!!すんごい上手い

彼は白髪交じりの、50代後半かな?シャープに整った顔立ち、スポーツしていたような体型で、このギターテクニック。何者だろうと問いたくなる。

暫くの間演奏に聞きほれてしまった。そして遂に「すみません・・・その曲何ですか?」と聞いてみた。

 

彼は演奏を止めて「ブラジルの・・・・」と答えてくれた。ブラジルの・・・・なに?。知らない曲は聞き取れないので仕方がない。

話しをするうちに、ギターの先生だということが分かった。すぐ近所に住み、気分転換に外で練習している最中だったようだ。家では生徒さんを教えている。自分で作曲もするし、ソロでもセッションでも演奏活動をしているということ。

 

私はイエペスに始まり、セゴビア、パコ・デ・ルシア、マックローリン、アル・ディ・メオラなどギター演奏の大きなコンサートには行っている。昔だったからレコードもあったし、CDも集めた。そんなことをついつい話してしまう。

 

すると彼は「アストゥリアスの伝説」を弾いてくれた。キョェーッ・・・・美しいお城とエルベ川、広い草原と白樺林という絶好の舞台に「アストゥリアスの伝説」の旋律が流れる。至福の時間だった。
それだけじゃない、彼はギターの基本を細かに教えてくれるのだ。旋律にどういうコードを加えればどんな効果があるか、何百年前に主流だった弾き方、スペインギターの弾き方、同じ曲がこうも変わるのかという変化を教えてくれる。

 

そんな時間が嬉しい一方「お邪魔して申し訳ない」気持ちが募る。私が退きかけると「ここに座って聞いてください」と言ってくれるし~

 

余りにずうずうしいと思い、名前と住所を聞いて「連絡します!」と約束してその場を(最高に後ろ髪引かれながら)後にした。帰途のジョギングは頭がタレガのアラビア風奇想曲。心はスペイン、幻想妄想の世界に沈没してしまった。

 

シャワーを浴び、ほっとして幸せな夢から覚める。しかしほんとどうしようもない・・・・せっかく聞き出した先生の名前と住所、すっかり忘れてしまったことに気づく。
これだから不安でさ、幸せだったことすら忘れそう・・・・

キノコのリゾット

Boletus luridus
ウラベニイロガワリとかいろいろ

2014/08/16

私はジョギングを日課として、いろいろルートを開発している。大体6km走れば十分、肺の底に新鮮な空気を入れ汗をかけばいい。耳には携帯ラジオ、頭に野球帽、手には軍手をはめて、シャカシャカ・パンツで外に出る。

最近キノコがまっさかりで、ひょんな所で発見するやも知れぬ・・・そのためにヘヤーネット(ビニール袋はダメ)までポケットに入れ、通常デジカメを持ち、鍵束を持ち、とにかく装備がメンドクサイ。

今日は滅多にないことにヘヤーネットもデジカメも持たずに出てしまった。一瞬の気の緩みで、すごい後悔が残る。

 

いつものジョギングUターン地点はシラカバ群の中にベンチがある場所だ。そこで休憩して帰路に就くのだが、見つけたよ・・・・5種類ほどのキノコたち。美味しそうな姿を見たら自動的に集め始める私。これで夕食メニューが決まるのだ。大家さんがくれたズッキーニ、カボチャ、これにキノコを入れてリゾットにしよう!ヘヤーネットを忘れたので野球帽を犠牲してそこにキノコを放り込む。帰って洗濯すりゃいいよね?

 

夏から秋にかけて、頻繁に食卓に上るキノコ料理。自分で採っただけに、一人満足、、、、それにお付き合いさせられる高木さんは可哀そうだけどさ。

 

ここ3年、十種類以上も食べてもらったけど、まだ2人共死んでない。ほんと、ありがたや~~

キノコに魅せられて

昨日食べたキッコウアワタケ
Xerocomellus chrysenteron

2014/08/04

今年は30度以上の暑さが数日続けば驟雨あり。緩急ほどよい夏となり、キノコの成長に持ってこいと言える。

ここ数年来、初夏から晩秋にかけてキノコ探しを趣味とする私は毎日が楽しくて仕方がない。4年前にライプチッヒでキノコ狩りツアー(散歩)に参加して以来、冬場を除けばずーっとキノコを観察し続けている。といっても、通勤の仕事がないときは毎日のようにジョギングするので、ついでにキノコの姿を追い求めているだけのこと・・・ではあるが。

 

でもね・・・キノコって難しい植物よ。場所や環境がが違えば生える種類が違い、同じキノコでも見る時期によって色や形が違う。匂いの特徴で判断する種類のものも、匂わないときもある。地上部分が同じ姿でも、根っこの先っぽだけ色や形が違えば毒キノコだったりする。

 

今までずっとローランド先生に頼り切り、撮った写真を送り続けていたけれど、そろそろ限界が来た。彼は毒キノコに当たった市民のための救急相談所でコンサルをしていて、こんな豊作の年は八面六臂の活躍なのだ。ということで、私の日々のキノコ相談に時間を割いてもらうのが申し訳なくなってきた。

 

夕べ思い立ってキノコ先生をドレスデン地域でサーチした。そして見つかったのよね・・・うちから徒歩1.4kmのところにキノコ先生をしておられるご夫妻が・・・

2.6kmのところにはキノコ相談所まである!!

なんだか嬉しすぎて昨夜は殆ど眠れなかった。まるで子供みたいな自分に呆れ果て

花屋にお客様

クジャクチョウ
クジャクチョウ

2014/07/20

花屋さんの前に出されているたくさんの鉢植え、何気なく見たら蝶々が止まっているの。お花の一種かと見まがうばかりの美しい蝶だった。この子は20秒も止まっていたかしら?急いで撮った写真が心配だったけど、何とか識別できる程度に撮れたみたい。

 

HPで調べたらTagpfauauge=クジャクの目のチョウと言う意味で、和名はクジャクチョウだってさ。一つ賢くなった。

 

昨日は近くの林に行き、久しぶりにキノコ探し。見つかったのはイグチの一種、ベニタケもあったけど、乾燥で成長が悪い。去年洪水に見舞われ、キノコのフローラが壊滅状態で、この辺りでのキノコ発見は全く期待できなくなった。

それでも生き残った菌が一所懸命命を育んでいる。きっと何年か待てば、以前のようにキノコ三昧できるのだろう。頼むでっ!私の趣味のためにも頑張って増えて欲しい

 

ワールドカップ決勝戦

この5週間、ワールドカップを追い続けた日々・・・それが今晩で終わる。

本当にドイツに住んで良かった~と思うのはこういう時だ。つまりドイツに住む限りサッカーをトコトン楽しめる。代表が最終戦まで頑張ってくれたお蔭で、気落ちすることなく観戦し続けることができるのだもの・・・もし私からサッカーを取ったら、ドイツに居る意味が半減するかもしれない。

ということで今日はルンルン気分で山登りに出かけた。天気も上々、暑くもなく寒くもなく、時々驟雨有りとのことで傘をバックパックに入れて出発!エルベ川をいつものフェリーで渡り、下りたすぐ傍から山に入る。耳には携帯ラジオ、ひっきりなしに決勝戦の話題が流れてくる。

 

もしかしたら今晩試合でドイツが負けるかもしれない。それまでの何時間がこんなに幸せだなんて、サッカーファンならではの特典!途中で雨が降ってきて傘も役に立ったし、何が起こっても楽しいのだ。山間で雨宿りしている白いガチョウの集団に遭遇した。ゆったり雨を浴びているアヒルたちに声かけたくなったりして~

 

1時半に家を出て、帰宅は5時。キノコや野草の収穫は無かったけど、今日はこれでいいのだ!という1日でした。

 

白いガチョウたち(ヨーロッパ系エムデンという種類)
白いガチョウたち(ヨーロッパ系エムデンという種類)

サクランボ

うちのサクランボ
うちのサクランボ

2014/06/22

 

私と高木さんの住む家は、エルベ川沿いの瀟洒な3階建ての一軒家で Villa ANNAという。その2階フロアを2人でシェアしている。私たちは家主の大家さん夫婦ペーターとモニカに同居させてもらっている・・・唯一の間借り人だ。家族同様に親切にしていただいて、こんなに居心地の良い住処は他にないと感謝の日々を送っている。

 

広い庭を4区画に分け、大家さんが畑や果樹の手入れをしている。季節の野菜や果物のお裾分け三昧で、私たちがお返しするすべがない。もらってばかりという心苦しい状態がずっと続く。

今年もサクランボをたーくさん頂いてしまう。有難いやら申し訳ないやら~

ペーターが丹精込めて育て、足場を組んで収穫し、モニカはお裾分けということでご近所めぐり。そのおこぼれに預かる私と高木さんは食べるだけ!

 

そして、このままではいけない・・・と毎回思うだけ。

クロウタドリのこと

クロウタドリのメス
クロウタドリのメス

2014/06/15

 

今日は4日ぶりにジョギングに出た。

いつもの道をゆっくり走っていると・・・市電の停留所の裏に何か物体が落ちているのが目に入った。私は自分の落し物をおいといて、よく他人の落し物を見つける。躊躇なく近寄ってみたら、その落し物は鳥の死骸だった。

クロウタドリ(ツグミ科)のメスで、体を回転させてみると首がフニャフニャする。死んで間もないらしく羽根も目もまだ生き生きしている。

 

死骸で無いとしっかり見たり写真を撮ったりできない鳥たち。。。だから申し訳ないけどこのチャンスに写真を撮った。メスは茶色で目立たぬ姿、オスは黒い羽根に黄色い嘴で、その名の通りさえずりが歌を歌っているかのよう。

 

ちょっと前にカケスの死骸を見つけた。その前はカササギ・・・カケスのコバルトブルーの羽根とカササギの濃紺の羽根を食い入るように見つめて感動したっけ。

 

飛んでる姿だけではこんな感動感じない・・などとお悔みの気持ち忘れてごめんね!

 

 

 

 

ホルンダー
ホルンダー

2014/06/11

 

まだ6月前半というのに、ここ1週間の暑さはドイツに居ることを忘れるほど。

しかし去年の今頃は洪水でラウベガストから避難していたんだった。それを思えば感謝しなくっちゃネ・・・電気もあるしトイレも使えるし、スーパーもやってるし。

 

ということで私はフェリーに乗って対岸のエルブハング(Elbhang)に登る。どこにもあるホルンダーの花を摘み、それをお茶にするためだ。ニワトコ科のホルンダーは日本じゃセイヨウニワトコなどと呼んでいる。ドラッグストアに並ぶ風邪対策のお茶によく見られる。免疫低下したときに飲むといいが、普段使いしてもいい。

 

ラウベガスト側の草原ではカモミールの花がそろそろ終わる頃だ。独特の匂いがして嫌いな人が多いかも知れないけれど、これも胃や喉の粘膜強化に効能がある。良く似た白い花が同じ時期に咲いている。匂いですぐに判別できるので大丈夫。毎年5月から6月にかけてカモミールを摘むのが習慣になってしまった。

 

ホルンダーだけ、カモミールだけをお茶にするよりミックスした方が飲みやすい。庭からミントを摘み、ライムを絞ると途端に美味しい飲み物に変化してくれる。

自然の恵みをそのまま堪能できるなんてラッキー!しかも販売されてるものよりずっと美味しいんだから・・・一度トライして頂きたいほどお勧めです。 

 

2014/06/10

 

突然ともだちサロンにお邪魔いたします。

 

店主高木さんとは40年来の友ですが、彼女が4年前にドレスデンに来てから同居生活を送っています。性格も価値観も、興味も趣味も全然異なる2人ですが、まずは経済共同体で始まった二人三脚です。これから「ちょっと一服」を担当させていただきます。同居人と呼んでください。前置きはさておいて:

 

コラムのテーマその1.

わたくし同居人は運動が大好き、自然が友達。自然に恵まれたドレスデンのラウベガストを第一の故郷と思い始めています。大阪人から見れば(2人とも大阪育ち)ノイシュタットはつつましい繁華街ですが、そこに自然の風を吹き込みたいと思うのです。

 

テーマその2.

西側ドイツに長年住んだ経験から、ドレスデンは外人にとても厳しい都市だと思います。外人局が・・・伏魔殿に思えて一種のトラウマ。おどおどしつつ言動の自由を主張していくつもりです!と大見得を張って、実は単なる愚痴ですが。

 

テーマその3.

ドイツの政策、国際関係、経済動向などトピックスもチラホラ挟んで行くことになろうかと・・・

 

独り言の域を出ませんが、ぼちぼち更新していきます。請うご期待!